新宿歴史博物館へ

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                         新宿区立新宿歴史博物館(新宿区四谷三栄町12-16)

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         2階ロビーから、防衛省市ヶ谷無線鉄塔(通信鉄塔)建物部分を含め220mの高さがある


 今日は、今年2度目となる “田代 博 先生” の講演会
  都営新宿線 曙橋駅から徒歩8分となる「新宿歴史博物館」で行われました
  都営浅草線の「東日本橋駅」から徒歩3分かかる都営新宿線「馬喰横山駅」へ乗換え(徒歩連絡)
  下車駅となる曙橋駅は、急行通過駅です 途中、市ヶ谷駅で各停に乗換えました
  新宿線は、メトロ東西線と同じように東京都心を横断するように、東西に走っております
(地下鉄新宿線には、急行が走っております 他に首都圏で、急行運転して地下を走る路線は、メトロ東西線、副都心線、東急田園都市線、横浜市営地下鉄ブルーライン、東西線とブルーラインでの待避駅は、高架線上に作られておりますが...)


 田代先生の講演会、聴講は、これで4回目となります (以下に、関連する記事を載せてみました)
  初めてお会いしたのは 3年前の「地図ふぇす」 満面笑みの先生を撮らせていただきました
 20190226 第8回地理文化講演会 「富士山ココ」で広がる富士見の世界
 20181106 明治 150 年記念 第 51 回地図展2018 地図に映る明治の日本
 20180302 第5回 地理文化講演会「可視マップ」で探る東京から見える山々 〜 今、山座同定が面白い!〜 
 20180119 横浜市立中央図書館 第7回 地図で楽しむ「望岳都」-横浜からの山岳展望
 20161223 第17回「地図ふぇす」 地図と写真でみる『望岳都』東京
     再掲ですが、この時、展示されていた「東京から見える山々」(木暮理太郎 著)を持ち去ったヤカラがおります 都営新宿線 市ヶ谷駅 急行から各停に乗換えます(軌間は、めずらしい 1,372mmです)
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 10両編成の東京都所有(10-300形 3・4・5次車)の急行電車がホームを出て行きます
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 下車した駅は「曙橋駅」 “曙橋” は、外苑東通りの陸橋で、下を靖国通りが走ります 
   靖国通りを東に向かい “合羽坂下” 交差点を右折して、坂を上っていきます
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    上る坂は “津の守坂(つのかみざか)” と呼びます
Wiki.には、江戸時代、隣地(荒木町周辺)に尾張徳川家の分家である美濃高須藩主・松平義行(摂津守)の上屋敷があったことに由来する
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 辺りは「四谷坂町」(町が斜面の中にあるのでしょうネ)
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 こんなタイルも埋め込まれております
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 テカテカですが... 「新宿歴史博物館」玄関です
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    「測量×地図 測り・描き・守り・伝える」(企画展示室)
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 博物館のHPには「サンクンガーデン」? と案内されている前庭です
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    庭園真ん中に「(タカトオ)コヒガンザクラ」 (新宿と高遠は、近しい関係です)
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 階段踊り場に京都の地図 4葉 × 2組
  左は、昭和の御即位記念地図「京都近郊」 右は、大正の御即位記念地図「京都近傍図」
   (令和の天皇陛下御即位記念で日本地図センターが「復刻版」として発行しました)
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 床には、平成31年4月4日の「東京主部」空撮画像(国土地理院撮影)
  手前が北方向 一番奥に「新国立競技場」のま〜るい屋根を確認できます
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 新宿と云うと「小田急ロマンスカー」? (B1階「ホワイエ」の展示物)
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 小ざっぱりした? 運転席に侵入することができます
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 左は、フルスケール 750Aの電流計 右は、Max 150km/hの速度計でした
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 ロマンスシートには、無料で着席できます (お弁当を拡げては、イケません!!)
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講演会参加チケットを使い、B1階の「常設展示室」に侵入します
(講演会の受付は、30分前からとなっておりますが、チケットを使い「常設・企画展示室」を見学できます) ←少しおかしい対応
 「常設展示室」は、原則撮影禁止(ジオラマ展示4ヶ所だけ、カメラを使うことができます)

 最初のジオラマは、江戸時代の「内藤新宿模型」
 「内藤新宿」の南側一帯は「信濃高遠藩内藤家の下屋敷」 現在の「新宿御苑」となります
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 ジオラマ2番目 「蔵造り建築・江戸時代の商家(荒井谷)」
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 ジオラマ3番目は「新宿駅前のチンチン電車」(ここも “写真スポット” 「安全地帯」です)
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   ジオラマ4番目では「文化住宅の生活」が紹介されております
   (「主婦の友」昭和3年2月号「便利で住心地よい模範的な中流住宅」を参考としている)
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「茶の間」が再現されております (昭和の初めです「国防婦人会」と「千歳飴」が見えます)
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 サンマ、サンマが食卓に上っております 「一匹」「一匹」「頭の半身」「尾の半身」
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 台所の一角 おいしそうなサツマイモと、笊の中には、クリとマツタケ(ですヨ)
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 玄関は「三和土(たたき)」で仕上げられております
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 小規模な和風住宅の玄関脇に洋間の応接をつけた「文化住宅」が流行していた とのことです
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ここから「企画展示・近代測量150年記念「測量×地図 測り・描き・守り・伝える」
  今日、聴講するのは、この “企画展示” の特別講演 3弾目となります

  こちらの展示は、撮影okなのですが、なかなか写すものがありませんでした
    「電子基準点」 これからは “三角標石” で無く、コヤツの出番でしょうか...
     (まだ、現地にある “本物” を見たことがアリマセン)
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 明治16年測量「東京中部」1/5,000 の地図(“宮城” の大部分は、白地図状態です)
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   上図の銅原版です “陸軍参謀本部” の手によるものです
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 展示室の奥のコーナー 「基本 国地院」の赤白の旗がなびいておりました
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 これは、受付前の床下に這っておりました ステレオめがねで「日本全土」を立体視することができます
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 (講演聴講前、腹ごしらえに行きました) 今日の昼餉は「立ち食いそば 」 
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 いつもは「かけそば」なのですが、お店の売り?の “特選かき揚げ” と “紅生姜天” をトッピング
 少し割高(かけそば : 350円)だからでしょうか.. “おそば” は、大変おいしかった(これでかけ汁が江戸風だったら...)
   (注文をうけてから揚げる “天ぷら” は、意外にも、自分には、合わない感じでした)
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   多くの “TVドラマ” のロケが行われているそうです(おそばが、おいしいからでしょうか...)
    これは「時効警察」 店の中には “二階堂ふみ” のポスターが貼ってありました
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 講演が始まります (カメラ禁止と掲示されていました 画像は、これ1枚だけです)
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    特別展記念講演会
     ◇教室名    特別展記念講演会3「新宿から見る富士山と地図を巡る話題」
     ◇開催日程   令和元年11月02日 (土)
     ◇開催時間   14:00 ~ 16:00
     ◇会 場    新宿歴史博物館
     ◇受講費用   500 円
     ◇講師氏名   田代 博(日本地図センター相談役)
     ◇定 員    100 名 (多数抽選)※新宿歴史博物館メンバーズ倶楽部会員・区内在住の方優先
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     (講演会の内容は... 左下の「QRコード」で pdf ファイルを開くことができます)



 講演は、無事終了しました、防衛省のタワーは、夕陽を浴びている時刻です
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                        本日も“トボトボ進行”にご訪問ありがとうございます