柴町の放置トンネル

今日は、いつもの「赤い電車」でなく、同系列の「京急バス」の路線バス
金沢文庫駅〜柴町間を走るバス 途中に「柴隧道」の狭いトンネルを走りますが
今日のメインは、終点から、バスを折り返すためにだけ走る無名のトンネルです
たどり着いた先には、民家が3軒ある小さな空間でした
(もしかしたら、数年後には、賑わう場所になる可能性があります) “マンデビラ” 2度目の登場です
今回のは、色から推定して「マンデビラ・サンデリ」かと...(よく分かりませぬ !!)

マンデビラ・サンデリ キョウチクトウ科チリソケイ属(マンデビラ属)の蔓性多年草
マンデビラ属はアメリカ合衆国の南西部からアルゼンチンにかけて100種くらいが分布する
本種の原産地はブラジルである 蔓の丈は3メートルから4メートルくらいになる 古い株は木質化する
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生) 葉には艶がある 開花時期は周年である
花径は8センチくらいあり、花の色はピンクで濃淡がある
花冠は先で5つに裂け、裂片の先は少しねじれる 花の真ん中は黄橙色になる
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である
属名の Mandevilla はイギリス人の外交官で造園家の
「マンデビル(Henry Mandeville, 1773-1861)さん」の名からきている
(いつもの「花図鑑」さんから....)




金沢区柴町の “放置トンネル” を観察してきました
今日、トボトボ徘徊した場所の「絵図面」

① 長浜みはらし公園(先週、セミを見つけた公園) ②「公務員官舎」のある所(先週、赤い電車を見たところ) ③ 田代先生「2019.03.26 ダイヤ富士」観察場所 ④ 柴シーサイドファーム ⑤ 京急バス折返し場(放置トンネルの北側出口) ⑥ 柴町の “放置トンネル” ⑦ 京急バス “柴町バス停(始発・終点バス停)” ⑧ 柴隧道 ⑨ 金沢園「旅館 喜多屋」
“柴隧道” の手前には、京急バス「金沢園」のバス停
(昼間は、1時間に2本の運転です ここより奥(?)でバスが交換することは、ありません)

「金沢園」 2016年からは「旅館 喜多屋」として営業しております TVにも、ときどき登場しております

放置トンネルの出口(北側) 立派なお家が3軒建っております(真ん中の家の人に、観察されてしまいました)

路線バスがやってきました、普通サイズの大型バスです

この空間は「バス折返し場」 アッという間に、Uターンして再びトンネルの中へ

南側出口 “柴町” バス停で、少しだけ時間調整しておりました

折返し場北側、右には、扉のある出入り口があります(今日は、開いています、以前は、閉鎖されていたと思います)
門が開いているのは、(仮称)小柴貯油施設跡地公園 計画が動き出したからかしら...

トンネル南口側、こちらに “柴町バス停” が立っております

放置トンネル、長さは、およそ 180m 昼なお暗き世界なのです

【名前不明の放置トンネル】
地理院の地図には、1965(昭40)年から記載されております(「今昔マップ」さんから...)

ググってみると... こちらの「山さ行がねが」さんのHPが凄いレポートを載せております
隧道レポート 横浜市の柴燃料隧道(仮称) 探索前編
隧道レポート 横浜市の柴燃料隧道(仮称) 探索後編
隧道レポート 横浜市の柴燃料隧道(仮称) 解明編
“解明編”に、下記記述が...
トンネルは昭和12年3月着工、昭和14年完成と確認が出来た
トンネルの着工と、海軍による柴町一帯の土地買収が同時であることから、トンネルも海軍が建造したと考えて良いであろう
参考までに、我が家の近く「白山道トンネル」 1917(大6)年の地図から記載されております
素掘りのトンネルなのです 少し前、トンネル内側にカバーがかけられ改修されました
ここを通る、金沢文庫行きの京急バスは「小型タイプ」です

ググってみると、こんな記載がヒットしました
【白山道トンネル】 明治44年10月竣工(注:諸説あり) 改修年月不明
全長 110m 幅 約5m 高さ 約4.7m
(田代先生のTwitterに、リツイートされておりました)
日本政府観光局(JNTO・国際観光振興機構)の “間違い地図” と指摘されております
“望月正道@唱歌・童謡@UtauMasamichiMz” さんのTwitterです
「ムスリム向けの地図」 の紹介です
「昇龍道」なんて言われても、日本人でも分からない! 三重県に加えて滋賀県も関西から外れてるし、山梨県は関東、新潟県は東北に追いやられてる
「他国(所)向け」も、いろいろ問題があるようです(ドイツ向けは、合格?のようです)

JNTOの絵図面に赤線を加えました
「昇龍道」ってなに? (“龍” は、我が国には、あまり馴染まないような気がしますが...)
中部北陸地域の形は、能登半島の形が龍の頭の形に似ており、龍が昇っていく様子を思い起こさせることから、地域の観光エリアを「昇龍道」と名付けました この地域には、龍にまつわる伝説、祭り、地名も数多くあります
みなさまは、いかがでしょうか....
本日も“トボトボ進行”にご訪問ありがとうございます
