新林公園散策(前編)

新林公園展望台から、今回は富士が見えました
もう前回から3週間過ぎました「私設あるこう会(正会員3名です)」の例会です
これで、18回目となります 今日は、JR藤沢駅改札口前集合 (前回の散策は、こちらです)
藤沢駅から徒歩20分の「新林公園」散策 “シンバヤシ” と読みます
“シンリン”と読むのは「国営武蔵丘陵森林公園」 横浜から、東横線、副都心線、東武東上線です
今日は、大収穫、キンさん、ギンさん、富士さん、ヘビさん に出会うことができました 本日の行程(前編・藤沢駅東口〜片瀬山北公園) (次回・後編は、片瀬山北公園〜奥池〜片瀬山公園)

新林公園の案内図(「藤沢市まちづくり協会」HPより)

藤沢駅南口コンコースからの富士山

コンコース直下は、小田急江ノ島線藤沢駅の改札口(2面3線の頭端式ホーム)お初の光景なのです

歩き始めました 藤沢駅南口駅前広場の “デッキ” を南に進みます

境川手前にある “奥田公園”

境川に架かる “奥田橋” を渡ります 上流側 “新川名橋” の奥、左岸に柏尾川が合流してきます

01 新林小学校の脇を進むと、目的地「新林公園」です

02 公園の始まりは、長屋門

そうですよネェ〜 「敷居は、のらずに跨ぎましょう」

03 残念1 “フジだな” は、もう終わっておりました

“奥田公園” に続き、ここも、子どもたちの世界です(ここは、多分、小学生たち)

子どもたちは「オリエンテーリング」中? ポストの先生は、少しだけ隠れておりました

04 古民家は、旧小池邸 小さな橋を渡り、門を潜って侵入します

藤沢市のHPには...
小池家は、新編風土記に表され、江戸時代には名主をつとめた柄沢の旧家です 移築された建物は天保12年(1841年)に棟上げされたもの 桁行18.7m、梁間10.9m、建築面積52坪の寄棟造、茅葺屋根の風格ある建物です


残念2 いまの時間、囲炉裏には、火が入っておりませんでした

シーズンが終わった時期と思いますが... まだ、たくさんの薪が積み上がっております

そして、裏庭には、大きな “ヤマグワ” の木に守られたテーブル席が...

05 この湿地の奥に「川名大池」があります

カエデの竹とんぼが、やけに赤かった

06 川名大池の前には「城壁」?が、横たわっております

「城壁」に開いた穴、狭間(さま)?から、中を観察しました(獲物のカワセミは、見当たりませぬ!!)
「川名大池」 “はまれぽ.com” によると...
新林谷(しんばやしやと)ノ池と呼ばれ、東西約22メートル、南北約20メートル、面積373坪のもので、深さは約120cmとのこと 山のふもとに広がる約4024坪分の田んぼのための用水だったという

「大池」からUターンしてきました 映るのは古民家入口の門です

07 今度は、子ども達が遊ぶ「冒険広場」の脇を登っていきます

08 公園西側に位置する「展望台」にたどり着きました(ここは、標高 40m)

展望台 からです 今11時12分 今日は、まだ富士山を見ることができます

ここから、いつものように南から北へ “山の景色” を...
右の最高点が、天城山 万三郎山(ばんざぶろうだけ・1,406m) 左が、遠笠山(1,197m)

真ん中、箱根の最高峰、神山(1,438m) その左に、駒ケ岳(1,356m)

大きな箱根外輪山の明神ヶ岳(1,169m) その右に、金時山(1,212m)

富士山の右手、前衛の山並みが低い部分、この奥に “南ア” が見えるかと... 残念、真冬でも見えないようです

真ん中に雨降り山(大山・1,252m) 左手奥のピークは、表尾根の塔ノ岳(1,491m)
「PeakFinder」によると、大山山頂の右奥に見えるのは、丹沢山(1,567m)さらに右奥に丹沢最高峰 蛭ヶ岳(1,673m)となります

右の3っのピーク、丹沢山北東の丹沢三峰(西峰・中峰・東峰)(1,352m・1,360m・1,345m)
前衛の山並みのなかで東峰の右手前にあるピークは、大山三峰山(935m)

「PeakFinder」による確認



09 降りる急な道 “ギンラン” に出会いました(息を切らしております)
これは、多分、ギンラン(銀蘭)ラン科キンラン属の地生の多年草 と思うのですが...
別種である、ササバギンラン も、このあと見ることができました

“ヤマグワ” の「お休み処」に回遊してきました

東側の尾根道で、豪華なキンランにも出会うことができました
キンラン(金蘭) ラン科キンラン属の多年草

10 獣落し(ししおとし) 落とし穴です、むかしは、イノシシが獲れたのでしょうか...

ササバギンラン(笹葉銀蘭) ラン科キンラン属の多年草 大きな株でした

ハンショウヅル(半鐘蔓) キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性落葉低木 お初です

地味な「ジエビネ」の集団が風に揺ら揺らしておりました

11 いま時刻は、12時05分 昼餉の時刻です、おにぎり食べて “大休止”
ここからの眺望、南東の方角が少し見えます 見えるのは “鎌倉山” の頂上付近
真ん中に見える大きな白い建物、標高 100m (ストリートビューで確認すると、モヤっておりました)

足元には「カンアオイ」の葉っぱが...

今度は、3本立てのキンラン これで、合計10株ぐらい確認できました

12 今日「前編」の最後は「片瀬山北公園」を彩る “ブタナ” です
ブタナ(豚菜) キク科エゾコウゾリナ属の多年草、ヨーロッパ原産の帰化植物

この続きは、次回 来週となります
今日のおまけです 先週末の「Google マップ」 東京が変になっておりました
「神田祭(神幸祭)巡行路」のようです 初めて気が付きました (カエルの卵みたいです)

本日も“トボトボ進行”にご訪問ありがとうございます
