「蕎麦の常識・非常識」
久しぶりに、ソバ本の紹介です

サブタイトルは、“うまい蕎麦を知る作法” “蕎麦の個性を楽しむ”
著者は、「蕎麦Web」を主宰する片山虎之介氏
昨年暮れに、柴田書店発行の「そば うどん」第41号に“ソバの産地”のコラムを執筆されています
2007年には「神奈川のおいしい蕎麦」も編集されております
昨年は、一年間「蕎麦Web検定大学」で大変お世話になりました
今回の本の中で、蕎麦徳利の利点について触れてくれるはずだったのですが..... 本の構成は 第1章 「藪蕎麦」を知れば蕎麦がわかる
第2章 蕎麦屋の常識・非常識
第3章 蕎麦のうまさは、どこからくるのか
第4章 手打ち蕎麦と機械打ちの蕎麦
第5章 蕎麦屋の個性を楽しむ時代
【少しだけ、中身に触れてみます】
第1章では、「かんだやぶそば」堀田七兵衛が蕎麦の歴史を変えたと書いてあります(29ページ)
時は明治。古い価値観が音を立てて崩れ、新しい日本が地響きを伴って始まる時代だった。
堀田七兵衛は、藪蕎麦に蕎麦屋の未来を見たのだろう。だからこそ、「中砂」と呼ばれて
親しまれていた老舗の看板をおろし、藪蕎麦の暖簾を掲げたのだ。この出来事は、
いま振り返れば、蕎麦の歴史の大きな転換点だったともいえる。歴史の流れを変えたのは、
藪蕎麦だったのだ。
※ 堀田七兵衛とは、神田淡路町にある「かんだやぶそば」の初代です 藪蕎麦の頂点ですネ
第2章の“蕎麦の正しい食べ方とは”という項目のナカで、おもしろい話しが紹介されています
銀座にある寿司屋の主人を取材した時の話しだそうです(75ページ)
『蕎麦は、まず麺だけ2〜3本、つゆをつけずに味を見て、とかいう客がいると腹が立つんだよ。
どんなふうに、食べたっていいじゃないか、好きに食べさせろよってね』
もちろん食べ方は人それぞれであるし、麺だけ先に味見することを誰も強制はしない。
だが、もしも、彼の鮨屋に来た客がつけ台に置かれた握り鮨を手に持ち飯から大間のマグロを引きはがして
飯と種を別々に食べたとしたらどうだろう。その客は即座に、彼の店から追い出されるに違いない
鮨には鮨のまっとうな食べ方がある、同様に、蕎麦にももちろんそれがあると、僕は思っている
【そのほかは、割愛とさせていただきます
】
興味のある方は、下のデータを参考にしていただければと思います
「蕎麦屋の常識・非常識」
著者 片山 虎之介
ISBN 978-4-02-273455-6
2012年6月30日第1刷発行
朝日新聞出版 発行
756 円(税込み)
2012年6月12日 購入
今日の付録は、そばがらみで
駅そばチェーン「えきめんや」の「柚子胡椒だれ蒸し鶏そば」(これは金沢文庫店のものです)

これ駅貼りポスター

駅貼りポスターを見て、早速、いつもの金沢文庫店へ
京急各駅に展開する駅そばチェーン店「えきめんや」の今年の夏メニューをいただいてきました
6/18から8/31までの期間限定です
「柚子胡椒だれ蒸し鶏そば」
冷たいおそばの上に、むしった蒸し鶏と切刻んだオクラが載っています
蒸し鶏の上には、タップリの柚子胡椒がかけられています
緑色の色合いが強く、大変涼しげな様相を呈しています
驚くなかれ、これなんと、お代は400円です
なぜ! 驚きかと云うと.....
金沢文庫の“えきめんや”では、冷たいそば(もりそば・ぶっかけそば)が、いつも、380円なのです
と云うことは、この場合トッピングの蒸し鶏、オクラ、柚子胡椒が、みんなで20円と云うことになります
ネッ
オドロキでしょ
店の人も驚いていました
大変、お得なメニューなのです
(かけそば280円(天かす無料)が、冷たいそばになると、380円にもなる
普段の価格設定が少しおかしいからです(ここだけは、いつも大変不満なのです))
夏メニュー、過去には「冷やし豆富一丁そば」と云うのもありました(こちらは450円でした)
自分は、どちらかと云うと、こちらの方のメニュー復活を要望したいと思います
蒸し鶏そば400円は、お得感いっぱいの冷たい種物そばと思います
みなさま、ぜひ、京急12駅に展開する、お近くの「えきめんや」で味わってみて下され♪
みなさま、そば粉のご要望は、八ヶ岳産の信州そば粉を.....
本日も、“トボトボ進行”に訪問ありがとうございます



サブタイトルは、“うまい蕎麦を知る作法” “蕎麦の個性を楽しむ”
著者は、「蕎麦Web」を主宰する片山虎之介氏
昨年暮れに、柴田書店発行の「そば うどん」第41号に“ソバの産地”のコラムを執筆されています
2007年には「神奈川のおいしい蕎麦」も編集されております
昨年は、一年間「蕎麦Web検定大学」で大変お世話になりました
今回の本の中で、蕎麦徳利の利点について触れてくれるはずだったのですが..... 本の構成は 第1章 「藪蕎麦」を知れば蕎麦がわかる
第2章 蕎麦屋の常識・非常識
第3章 蕎麦のうまさは、どこからくるのか
第4章 手打ち蕎麦と機械打ちの蕎麦
第5章 蕎麦屋の個性を楽しむ時代
【少しだけ、中身に触れてみます】
第1章では、「かんだやぶそば」堀田七兵衛が蕎麦の歴史を変えたと書いてあります(29ページ)
時は明治。古い価値観が音を立てて崩れ、新しい日本が地響きを伴って始まる時代だった。
堀田七兵衛は、藪蕎麦に蕎麦屋の未来を見たのだろう。だからこそ、「中砂」と呼ばれて
親しまれていた老舗の看板をおろし、藪蕎麦の暖簾を掲げたのだ。この出来事は、
いま振り返れば、蕎麦の歴史の大きな転換点だったともいえる。歴史の流れを変えたのは、
藪蕎麦だったのだ。
※ 堀田七兵衛とは、神田淡路町にある「かんだやぶそば」の初代です 藪蕎麦の頂点ですネ
第2章の“蕎麦の正しい食べ方とは”という項目のナカで、おもしろい話しが紹介されています
銀座にある寿司屋の主人を取材した時の話しだそうです(75ページ)
『蕎麦は、まず麺だけ2〜3本、つゆをつけずに味を見て、とかいう客がいると腹が立つんだよ。
どんなふうに、食べたっていいじゃないか、好きに食べさせろよってね』
もちろん食べ方は人それぞれであるし、麺だけ先に味見することを誰も強制はしない。
だが、もしも、彼の鮨屋に来た客がつけ台に置かれた握り鮨を手に持ち飯から大間のマグロを引きはがして
飯と種を別々に食べたとしたらどうだろう。その客は即座に、彼の店から追い出されるに違いない
鮨には鮨のまっとうな食べ方がある、同様に、蕎麦にももちろんそれがあると、僕は思っている
【そのほかは、割愛とさせていただきます

興味のある方は、下のデータを参考にしていただければと思います
「蕎麦屋の常識・非常識」
著者 片山 虎之介
ISBN 978-4-02-273455-6
2012年6月30日第1刷発行
朝日新聞出版 発行
756 円(税込み)
2012年6月12日 購入
今日の付録は、そばがらみで
駅そばチェーン「えきめんや」の「柚子胡椒だれ蒸し鶏そば」(これは金沢文庫店のものです)

これ駅貼りポスター

駅貼りポスターを見て、早速、いつもの金沢文庫店へ
京急各駅に展開する駅そばチェーン店「えきめんや」の今年の夏メニューをいただいてきました
6/18から8/31までの期間限定です
「柚子胡椒だれ蒸し鶏そば」
冷たいおそばの上に、むしった蒸し鶏と切刻んだオクラが載っています
蒸し鶏の上には、タップリの柚子胡椒がかけられています
緑色の色合いが強く、大変涼しげな様相を呈しています
驚くなかれ、これなんと、お代は400円です
なぜ! 驚きかと云うと.....
金沢文庫の“えきめんや”では、冷たいそば(もりそば・ぶっかけそば)が、いつも、380円なのです
と云うことは、この場合トッピングの蒸し鶏、オクラ、柚子胡椒が、みんなで20円と云うことになります
ネッ



大変、お得なメニューなのです
(かけそば280円(天かす無料)が、冷たいそばになると、380円にもなる
普段の価格設定が少しおかしいからです(ここだけは、いつも大変不満なのです))
夏メニュー、過去には「冷やし豆富一丁そば」と云うのもありました(こちらは450円でした)
自分は、どちらかと云うと、こちらの方のメニュー復活を要望したいと思います
蒸し鶏そば400円は、お得感いっぱいの冷たい種物そばと思います
みなさま、ぜひ、京急12駅に展開する、お近くの「えきめんや」で味わってみて下され♪
みなさま、そば粉のご要望は、八ヶ岳産の信州そば粉を.....
本日も、“トボトボ進行”に訪問ありがとうございます


この記事へのコメント
冷たいそばの季節到来です
ぜひ、おいしくおそばを召し上がってくだされ♪
そうです つゆと一体となって、そばの完成です
ただ、最近、つゆを使わず、そばだけで食べる人もいるようです